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さて、今回はファイナルファンタジーVの感想です。

Ⅵ、Ⅶと違ってシンプルなストーリーが特徴です。厨二心をくすぐる王道ストーリーですね。
なんといってもジョブシステムの究極形。自由度が高い作品です。
クリスタルは資源エネルギーとして利用されていたのですが、過大な負荷から崩壊の危機に陥ります。世界のバランスを保つ風、水、火、土のクリスタルの崩壊を止めるべく主人公バッツをはじめとして王女レナ、海賊ファリス、記憶喪失の強いおっさんガラフ及びクルルと共に世界を冒険します。

Ⅵ、Ⅶと主人公の成長が大きなテーマだったのですが、今回のテーマは・・なんでしょうか(笑)
ただ、やけに色んなキャラクターが犠牲になりましたね。今回のラスボスであるエクスデスは清々しいほどの悪者。「ファファファ」という笑い声でひたすら空気を読まない。ギードにキレる。

シルドラ、エクスデスと互角に渡り合う亀ギード、最終ダンジョンのギルガメッシュなどなど展開がとにかく熱い!そしてダンジョン名とか、ダンジョン自体も厨二感満載!とくに封印されし12の武器なんて憧れない男はいない!第3世界の登場とあのワールドマップのBGMとかは「ほあぁああ」ってなりました。とにかく展開の熱さはナンバリング随一なのではないでしょうか。

ジョブシステムが妙。ガ級魔法を使えるナイト、召喚士(ゴーレムしか呼ばない)、侍など面白いジョブがたくさん。忍者と弓使いを極めた両手持ちみだれうちは8連続攻撃、勝てない敵はオメガ以外いません!あとラストダンジョンにおける侍の銭投げ、これはすごい。銭投げって全体攻撃技なんでめっちゃ便利。50万ギルぐらい溜まってたのでお金投げまくってラストダンジョン余裕で攻略できました(笑) 

世界観・物語重視の私としてはストーリーという意味では、少し物足りなさを感じたのですが、展開の熱さや厨二病を煩わせるダンジョン、武器など、やりこみ要素は作品随一と思います。

ファイナルファンタジー初心者が入るにはもってこいのナンバリングだと思います。